
メールの冒頭で「お疲れ様です」はよく使われる表現ですよね。でも、英語でメールを書く際に、「お疲れ様です」って何て書けばよいのだっけ?と迷ったことはありませんか。直訳すると「You must be tired.:あなたは疲れているに違いない!」となりますが、「おつかれさまです」というフレーズで伝えたいことはそういう意味ではありませんよね。
実は、英語には、私たちが普段あいさつ代わりに使っている「お疲れ様です」を直訳できる言葉がありません。
英語でのコミュニケーションでは、「いつも/先日は…してくれてありがとう」「調子はいかがですか?」など、感謝や相手を気遣う表現を代わりに使うとスムーズです。
この記事では「英語メールの冒頭部分」で使える、「お疲れ様です」に代わる自然なフレーズをご紹介します。
目次
1.すでに知り合いの方や、社内のコミュニケーション
2.社外の方や、改まった内容の場合
3.担当者が分からない場合
1.すでに知り合いの方や、社内のコミュニケーション
たとえば、“Hi Ben,” の後に、以下のフレーズが使えます。
社内の方へのメールの場合、First Nameのほうが親しみがでてよいですね。
■ 感謝の気持ちを伝えるフレーズ
Thank you for your reply.
お返事をいただきありがとうございました。
Thank you very much for your help.
助けていただきありがとうございました。
I’m sorry for the late reply.
返事が遅くなってごめんなさい。
■ 相手を気遣うフレーズ
I hope you are well.
元気でやっていることと思います。
2.社外の方や、改まった内容の場合
たとえば、“Dear Mr. or Ms. Corinz,” の後に、以下のフレーズが使えます。
社外の方へのメールの場合、Dear + Last Nameを使いましょう。
■ 感謝の気持ちを伝えるフレーズ
It was a pleasure meeting you at the ABC Project meeting yesterday.
昨日はABCプロジェクト会議でお会いできてうれしかったです。
I appreciate your adjusting your schedule.
スケジュールを調整していただいてありがとうございます。
Thank you very much for visiting our office yesterday.
昨日は、ご訪問いただきありがとうございました。
I appreciate your quick response.
迅速なお返事をいただき、どうもありがとうございました。
■ 相手を気遣うフレーズ
I expect you are keeping well.
お元気でお過ごしのことと思います。
I hope this email finds you well.
お元気でお過ごしのことと思います。
3.担当者が分からない場合
“Dear Sir or Madam,” の後に、以下のフレーズが使えます。
■ まずは自分が何者であるかを理解してもらう
My name is Taro Tanaka and I am responsible for curriculum development at Berlitz Japan.
私の名前は田中太郎です。私はベルリッツ・ジャパンでカリキュラム開発を担当しています。
My name is Taro Tanaka. We met last week at an event.
先週のイベントで知り合った田中太郎です。
My name is Taro Tanaka and I am a colleague of Hiroshi Suzuki at Berlitz Japan.
ベルリッツ・ジャパン鈴木宏の同僚の田中太郎です。
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状況に合わせて使える英語メール書き出し例をご紹介しました。日本語では、「おつかれさま」はメールのみならず、さまざまなシーンで使えますが、英語だと状況に応じて表現や使う単語までさまざまです。この記事で扱った表現を使って、悩む時間をグッと縮めて業務効率をアップさせましょう!