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英語で歓迎会・送別会の乾杯スピーチ!鉄板構成例と使える例文サンプル

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歓迎会や送別会の席で乾杯の音頭を頼まれ、ちょっとしたスピーチをする、という方も多いのではないでしょうか。
最近は、外国人の上司や同僚、部下に向けて英語でスピーチ、という機会も増えているようですが、英語でのスピーチの勝手が分からない、とお困りではありませんか?

今回は、ベルリッツのベテラン教師監修のもと、スピーチの冒頭からまとめ、さらに、乾杯の音頭まで、スピーチの構造、定番のフレーズ、そして具体的な文例を、音声付きでしっかりご紹介します。
日本人にも外国人にも分かりやすく、場が盛り上がるような、気の利いた、感じの良いスピーチにしたい!という方は、必見です!

ぜひ、この記事を参考に、あなたらしいスピーチを作ってみてください。
そして、何度も口に出して練習して、堂々とスピーチをしてくださいね。

目次

1.スピーチの効果を最大にできる事前準備とは?
2.スピーチの内容の作り方
 1) 最小限の自己紹介
 2) キャッチーな趣旨
 3) ストーリー
 4) 乾杯の音頭
3.実際のスピーチ文例(約1分間)

1.スピーチの効果を最大にできる事前準備とは?

スピーチを成功させるには、準備が欠かせません。
重要なのは、構成を練ることと、伝えたいメッセージを絞ることです。

1) 1分・2分・3分 時間別スピーチ構成の基本

スピーチできる時間の長さに応じて、発話できる文字数が変わり、それに伴って構成案も変わってきます。
基本的な構成は、次のようになります。

1分: 自己紹介、つかみ、ストーリー1つ、乾杯
2~3分: 自己紹介、つかみ、ストーリー2つ、乾杯

2) 伝えたいメッセージを絞る

伝えたいメッセージは、シンプルなもので構いません。
スピーチの目的は、スピーチを聴いているその場にいる人全員を、そのメッセージに共感させ、お祝いや歓迎など、同じ気持ちで乾杯できるようにすることです。
歓迎会であれば「チームの一員としての活躍を期待しています」、送別会であれば「今までありがとうございました」で十分です。
重要なのは、その場の全員が共感できるメッセージにすることです。

3) 原稿を書く

スピーチを実際にするとき、必ずしも原稿は必要ではありません。
でも、話す内容を用意する時間があるのならば、ぜひ、原稿を書いてみましょう。
言うべきメッセージをすべて含め、かつ、言い過ぎないようにするには?
原稿を作って過不足がないか確かめるのが一番確実です。
一度書き出すことが、よい内容のスピーチをつくる早道です。

4) 声に出して読む

書いた原稿は、一度、実際に声に出して読んでみることを強くおすすめします。
何も問題のない文章でも、いざ読み上げると言いづらい、聞きとりづらいということが、たまにあります。
スピーチでは、仕事のプレゼンテーションなどと違って、スライドの助けがないので、聞いて伝わるかが勝負です。
速く話し過ぎていないか、聞きとりづらい単語がないか、ぜひ録音して、自分で聞いてみてください。

5) 実際に持って行くメモを用意する

乾杯の音頭のようなささやかなスピーチでは、原稿用紙や手紙を手元に用意する必要は必ずしもありません。
当日、その場で出てきた言葉のように見せる方が格好いいこともあります。
でも、できれば、いざというとき言葉に詰まらないように、ヒントを書き出したメモを用意しておくと良いでしょう。

2.スピーチの内容の作り方

1) 最小限の自己紹介

多くの場合、スピーチは自己紹介で始まります。
司会者があなたを紹介したとしても、多少は補足が必要です。
1分~3分のスピーチでは、冗長なフレーズは避け、できる限り短くシンプルな自己紹介を目指しましょう。
次のメッセージにつながるフレーズを加えられるとベターです。

普通の自己紹介

Ladies and gentlemen, good evening. Let me introduce myself. My name is Taro Suzuki. I’m the manager of the Sales Department.

紳士淑女の皆様、こんばんは。自己紹介をさせてください。私の名前は鈴木太郎です。私は営業部長です。

Hello everyone. Some of you know me already, it’s nice to see you again. It’s a pleasure to see you all. I’m Taro Suzuki. I’m the manager of the Sales Department.

こんにちは、皆さん。中には私をご存じの方もいるでしょう、またお会いできてよかったです。皆さんとお会いできて嬉しいです。私は鈴木太郎です。営業部長です。

よりよい自己紹介

(歓迎 welcoming)

Hello everyone. I’m Taro Suzuki. I have the pleasure of leading the Sales Department.

こんにちは、皆さん。私は鈴木太郎です。営業部を率いる光栄に浴しております。

(送別 farewell)

Everyone, listen up please. As the head of the Sales Department, I, Taro Suzuki, have some rather sad news.

皆さん、聞いてください。営業部長として、私、鈴木太郎より、どちらかというと悲しいお知らせがあります。

2) キャッチーな趣旨

自己紹介に続くのが、乾杯の趣旨です。
定型句を淡々と言うのでも構いませんが、少し感情を込めて、嬉しさや悲しさをその場の人々と共有できると、場の温度が上がり、よりよいスピーチになります。
さっそく、具体例を見てみましょう。

普通の趣旨

(歓迎 welcoming)

I’m pleased to introduce Harry, our newest team member. He has more than ten year’s experience in luxury goods sales and expertise in e-commerce.

私は、一番新しいチームメンバーとなるハリーをご紹介できることを嬉しく思います。彼は10年以上の高級品販売経験とeコマースのノウハウを持っています。

(送別 farewell)

You know, we are here at a farewell party for Debbie. She has worked for ABC Company for 5 years and has been our team member in charge of contract management for these past three years.

ご存じの通り、私たちはデビーの送別パーティのためにここにいます。彼女はABCカンパニーに5年間勤め、最近の3年間は私たちのチームの一員として契約管理を担当していました。

よりよい趣旨

(歓迎 welcoming)

Today we have good reason to celebrate. Harry, our new e-commerce and luxury goods market expert is joining us. I’m certain his talent will add a significant dimension to our team.

今日はお祝いするための良い理由があります。私たちの新しいeコマースと高級品市場のエキスパート、ハリーが私たちに加わってくれたのです。彼の才能が私たちのチームに著しい広がりをもたらしてくれることを確信しています。

(送別 farewell)

Our ever popular team member Debbie is leaving us today. Everyone knows how much she has contributed to streamlining the contract management system. We will certainly miss her and the efficiency and good humour she brought to the office. Debbie, we can’t thank you enough for everything you’ve done for us.

皆から人気のチームメンバーのデビーが、本日でこの職場を去ります。誰もが、彼女がどれほど契約管理システムの効率化に貢献したかを知っています。私たちは間違いなく彼女と彼女がオフィスにもたらす効率と素敵なユーモアが失われることを悲しむでしょう。デビー、私たちは、あなたがしてきてくれたことすべてに、感謝しても感謝しきれません。

3) ストーリー

スピーチの時間配分で、大部分を占めるのがストーリーです。
ストーリーをより良いものにする秘訣は3つあります。

  • 「結論‐根拠」か「根拠‐結論」という構造にする
  • 月並みで抽象的な言葉を極力使わない
    • 優れたスピーチライターは、主役である歓迎、送別の相手について、メッセージの背景や根拠とするに足りるエピソードを、特に象徴的なシーンにフォーカスして、まるで絵を描くように、再現するように描写し、聴衆の心に強い印象を残します。
  • 他の人には語れないユニークなストーリーを語る
    • あまり知られていない秘密のエピソードは、聴衆をスピーチに集中させる効果があります。
      歓迎会であれば入社試験・面接・入社当日のやり取りなどを振り返って、送別会であれば、共に仕事に取り組んだ日々を振り返って、あなただけが知っていることを話しましょう。
      無理して笑いをとったり、感傷的にしたりする必要はありません!

普通のストーリー

(歓迎 welcoming)

Harry, as you are all aware, is not only a very charming man, but through our various conversations in interviews, has shown me that he clearly understands the intricacies of both retail store and direct sales. He is being assigned to online furniture sales. I fully expect him to take the lead in the enhancement of customer satisfaction and the rebranding of our furniture store in the future.

ハリーは、皆さんお気づきの通り、とても魅力的な男性というだけではありません。面接のときのさまざまな会話を通じて、彼は、彼が小売とダイレクトセールスの複雑な関係を明らかに理解していることを示してくれました。彼には、家具の通信販売を担当してもらいます。私は、彼が今後、顧客満足の強化と家具店のリブランディングをリードしてくれることを全面的に期待しています。

(送別 farewell)

As you all know, Debbie was always serious about efficiency and improving things. Thanks to her, our complicated outdated contract management system was fully updated. Though I hoped she would stay with us longer, she has decided to leave us to take on a new challenge in the intellectual property field. I’m sure she will make an excellent patent attorney.

皆さんご存じの通り、デビーはいつも効率性とものごとを改善することに真剣でした。彼女のお蔭で、私たちの時代遅れな契約管理システムは全面的に刷新されました。彼女がもっと私たちとともにいてくれたらと望んでいましたが、彼女は知的財産権の分野での新しいチャレンジのため、ここを離れることを決意しました。私は、彼女が優秀な弁理士になると確信しています。

よりよいストーリー

(歓迎 welcoming)

At the very first interview with Harry, I was really impressed by the depth of his understanding of the importance of brands and branding. He also has some great ideas on how to improve sales in both retail and direct sales by making the customer experience central to the whole process. I’m sure he is the key to unlock the full potential of our online furniture sales through the enhancement of customer satisfaction.

ハリーとの最初の面接で、私は、ブランドとブランディングの重要性についての彼の理解の深さに強く感銘を受けました。彼はまた、全てのプロセスで顧客体験を中心とすることで、小売とダイレクトセールス双方における販売を改善する、いくつかの優れた考えも持っています。私は、彼こそが、顧客満足の強化を通じて私たちの家具のオンライン販売のポテンシャルを完全に解放する鍵である、と自信を持って言えます。

(送別 farewell)

Debbie was always the first to know about the latest technological developments and how we should integrate them into our operations. In meetings with vendors she was always unfailingly polite, but got straight to the point when something was left ambiguous. On many occasions I’ve seen system vendors’ jaws drop during new system evaluation meetings as they realise the depth of her knowledge and understanding. She told me many times how much she likes investigating documents, articles and reports to find updates and improvements. I’m sure she will make an outstanding patent attorney and would like to take this opportunity to wish her all the best in her new endeavour.

デビーは、いつだって、最新の技術の進展と、私たちがどのようにそれらを私たちの業務に取り入れるべきかをいち早く知っていました。ベンダーとの打合せで、彼女はいつも間違いなく礼儀正しかったのですが、何か曖昧なことがあるとまっすぐそれに切り込みました。新システムの評価ミーティングを重ねるたびに、システムベンダーの人たちが彼女の知識と理解の深さに気づいて呆然とするのを、私は何度も目の当たりにしました。彼女は、書類や記事、論文を調べて新しい情報や改善点を見つけるのがどんなに好きか、何度となく語ってくれました。私は、彼女が卓越した弁理士になると確信しており、この機会に、彼女の新しい努力に最大限の祈りをささげたいと思います。

4) 乾杯の音頭

最後に、趣旨とストーリーを踏まえて、締めのメッセージを贈り、乾杯をします。
会場の皆の気持ちを代弁し、乾杯するときには感謝や祈り、祝いの気持ちを共にしようと呼びかけ、精いっぱい盛り上げましょう。

普通の乾杯の音頭

(歓迎 welcoming)

Lift your glasses in a toast to Harry. Cheers!

グラスを挙げてハリーに乾杯しましょう。乾杯!

(送別 farewell)

Lift your glasses, please. Best wishes, Debbie. Cheers!

グラスを挙げてください。デビーに祈りを込めて。乾杯!

よりよい乾杯の音頭

(歓迎 welcoming)

Please lift your glasses. Harry, thank you for joining us. We are all excited to have you on board and look forward to your successes here at ABC Company. Cheers!

グラスを挙げてください。ハリー、私たちに加わってくれてありがとう。私たちは皆、あなたの仲間入りに興奮していて、あなたがここABCカンパニーで収める成功を楽しみにしています。乾杯!

(送別 farewell)

Please lift your glasses to Debbie. Debbie, we wish you all the best in your new life. And thank you again for all that you’ve done here at ABC. We will miss you. Cheers!

デビーのためにグラスを挙げてください。デビー、あなたの新しい人生が素晴らしいものになるよう祈ります。ABCであなたがしてくれたすべてに、改めてありがとう。皆、あなたを恋しく思うことでしょう。乾杯!

3.実際のスピーチ文例(約1分間)

ではここで、今までの文例を組み合わせて、約1分間の乾杯スピーチの実例を見てみましょう。
まずは音声を聞き、それから文章を読んでみてください。
ハリーとデビーのイメージは湧くでしょうか?

普通のスピーチ

(歓迎 Welcoming)

Ladies and gentlemen, good evening. Let me introduce myself. My name is Taro Suzuki. I’m the manager of the Sales Department.
I’m pleased to introduce Harry, our newest team member. He has more than ten year’s experience in luxury goods sales and expertise in e-commerce.
Harry, as you are all aware, is not only a very charming man, but through our various conversations in interviews, has shown me that he clearly understands the intricacies of both retail store and direct sales. He is being assigned to online furniture sales. I fully expect him to take the lead in the enhancement of customer satisfaction and the rebranding of our furniture store in the future.
Lift your glasses in a toast to Harry. Cheers!

(送別 Farewell)

Hello everyone. Some of you know me already, it’s nice to see you again. It’s a pleasure to see you all. I’m Taro Suzuki. I’m the manager of the Sales Department.
You know, we are here at a farewell party for Debbie. She has worked for ABC Company for 5 years and has been our team member in charge of contract management for these past three years.
As you all know, Debbie was always serious about efficiency and improving things. Thanks to her, our complicated outdated contract management system was fully updated. Though I hoped she would stay with us longer, she has decided to leave us to take on a new challenge in the intellectual property field. I’m sure she will make an excellent patent attorney.
Lift your glasses, please. Best wishes, Debbie. Cheers!

よりよいスピーチ

(歓迎 Welcoming)

Hello every one. I’m Taro Suzuki. I have the pleasure of leading the Sales Department.
Today we have good reason to celebrate. Harry, our new e-commerce and luxury goods market expert is joining us. I’m certain his talent will add a significant dimension to our team.
At the very first interview with Harry, I was really impressed by the depth of his understanding of the importance of brands and branding. He also has some great ideas on how to improve sales in both retail and direct sales by making the customer experience central to the whole process. I’m sure he is the key to unlock the full potential of our online furniture sales through the enhancement of customer satisfaction.
Please lift your glasses. Harry, thank you for joining us. We are all excited to have you on board and look forward to your successes here at ABC Company. Cheers!

(送別 Farewell)

Everyone, listen up please. As the head of the Sales Department, I, Taro Suzuki, have some rather sad news.
Our ever popular team member Debbie is leaving us today. Everyone knows how much she has contributed to streamlining the contract management system. We will certainly miss her and the efficiency and good humour she brought to the office. Debbie, we can’t thank you enough for everything you’ve done for us.
Debbie was always the first to know about the latest technological developments and how we should integrate them into our operations. In meetings with vendors she was always unfailingly polite, but got straight to the point when something was left ambiguous. On many occasions I’ve seen system vendors’ jaws drop during new system evaluation meetings as they realise the depth of her knowledge and understanding. She told me many times how much she likes investigating documents, articles and reports to find updates and improvements. I’m sure she will make an outstanding patent attorney and would like to take this opportunity to wish her all the best in her new endeavour.
Please lift your glasses to Debbie. Debbie, we wish you all the best in your new life. And thank you again for all that you’ve done here at ABC. We will miss you. Cheers!

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いかがでしたか?長い記事を最後まで読んでくださりありがとうございます。
この記事が、皆さまの英語スピーチのご参考になりましたら幸いです。

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