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英語で大事な部分を強調!音声を真似て身につける3つの話法

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仕事でも日常会話でも、英語で話す時に大事な部分を強調して話せるかどうかで伝わりやすさは大きく変わってきます。また自信を持って話す人の話には惹き込まれてしまうものですが、説得力を出すためにも強調する話法は非常に重要です。そこで今回は、大事なポイントを強調する時に役立つ3つの代表的なテクニックをご紹介します。

適切に強調できれば、同じ主旨の発言でも効果は段違いです。ここでご紹介するテクニックは英語力を問わず活用できるものばかりなので、是非この機会に強調する話法を身につけてください。

目次
1. イントネーションを変えて強調
1-1. 音程の上下を強調した場合の発音
1-2. 音程を上げる音節
1-3. イントネーションを変えて強調する例文

2. 前置きをして強調

3. 疑問文を用いて強調

1. イントネーションを変えて強調

イントネーションを変えることで発言内容を強調する方法はやり方さえわかれば今ある文法力・語彙力そのままに、すぐに活用できます。しかし音声で例を聴いていただく前に注意点があります。イントネーションを変えるとはなにを意味するのか意識のずれがないことを確認するために、まずは以下の質問にお答えください。

Q: “イントネーションを変えるとはどうすること?”

A. イントネーションを変えるということは、声の音程の上下を調整すること
B. イントネーションを変えるということは、声の音量の上下を調整すること

答えは、【A. イントネーションを変えるということは、声の音程の上下を調整すること】です。つまり、強調するためにわざわざ大声を出す必要はありません。強調したい言葉を発する時に、音程を上げればいいのです。

音程の上下を強調した場合の発音

簡単な例を見てみましょう。Aが強調なしの発話、Bが強調ありの発話です。音程の上下を波形で表してみたので、参考にしてみてください。

1A. I’m really excited wave1

楽しみです。

 

1B. I’m REALLY excited wave2

すごく楽しみです。

 

使っている単語は全く同じですが、1Aはあまり楽しみそうに聞こえませんよね。イントネーションの違いで伝わるニュアンスも、時には意味すら変化します。

 

音程を上げる音節

intonation

さて、上の例ではreallyの音程を上げて強調しましたが、実はreallyという単語には「real」と「ly」の2つの音節があります。ややこしくなるので詳細は省きますが、英語のほとんどの単語には音程高めに発音されるべき音節がひとつだけあります。強調するにはその音節だけいつもよりさらに音程を高くする、といったルールです。

以下にいくつか例を用意しました。下線が引いてあるところが音程高めに発音されるべき音節です。

really
inventor
pencil
maintenance
celebration

でも17万以上あると言われる英単語ひとつひとつの音程が高い音節は、どうやって覚えたらいいの?と思われるかもしれません。実はちゃんとルールがあります。でもルールを半分も読まないうちにこう思う方が多いと思います:

「うん、ルールを覚えるよりよく使う単語から覚えた方が早いや」

そのくらいややこしいルールなので、今すぐ強調の仕方をマスターしたいという方にはオススメしません。よく使う単語の強調の仕方が気になったら、辞書で調べてみましょう。こちらのDictionary.comというサイトでは、発音記号の中の音程が上がる音節を丁寧に太字で表記しています。試しに、上に挙げた5つの単語を調べてみてください。以下のように表記されています:

[reeuh-lee]
[in-ven-ter]
[pen-suh l]
[meyn-tuh-nuh ns]
[sel-uhbrey-shuh n]

 イントネーションを変えて強調する例文

それではここまでお伝えしたことを踏まえて、今度はクイズ感覚で例文の正しい強調の仕方を練習してみましょう。文中の赤字の単語を、発音記号を参考にイントネーションを変えて強調してみてください。範例は音声を再生して確認してください。音声の真似をする時は、音程の高さもしっかり真似るのがポイントです。

Q1. I’m very excited about our project.

Q2. We cannot afford to loose any more time.

Q3. There are so many problems we need to fix.

Q4. I said fifteen, not fifty.

Q5. It’s important that we double check every single time.

2. 前置きをして強調

日本語で重要なことを言う時「ポイントとしましては、」「留意していただきたい点としましては、」などと前置きをしてから伝えることがありますよね。英語でも同じことができます。これから話す内容の概要を先に伝えると、聞き手から注目を集めることができます。また、こちらのテクニックは英語を話す時だけではなく、書く時にも有効です。

前置きの表現は図の通り、「名詞」「is」「文」の3つの要素で構成されます。

signposting

この仕組みの例文をいくつか見てみましょう。前置き部分を赤字で、名詞部分を下線で表現しています。

The most important point is that English is an analytic language.

最も重要な点は、英語が分析的言語であるということです。

The biggest difference between Japanese and English is that Japanese is a synthetic language, while English is an analytic language.

日本語と英語の一番大きな違いは、日本語が総合的言語であるのに対し、英語が分析的言語であるということです。

One thing to keep in mind is that adjusting tone is a vital part of English.

留意するべき点として、英語において音程が重要な役割を果たすということです。

Another interesting fact is that English grammar and Chinese grammar have many similarities.

もうひとつ興味深い事実として、英語と中国語の文法は多くの共通点があるということです。

この前置きをする強調の仕方は聞き手と話し手それぞれに2つのメリットをもたらします:

聞き手のメリット

1. 前置きがされると、注目すべき点が明確で、集中できる
2. 「名詞 is 文」というシンプルな文構造なため、わかりやすい

話し手のメリット

1. 前置きすると、簡単に注目を集められる
2. 「名詞 is」部分を覚えてしまえば、前置きをしている間、次に続く重要な点をどう伝えるか考える時間を得ることができる

これらの前置き表現をいくつか口に覚えさせておくと、いざという時にとても便利ですよ。何度も声に出して反復練習しておきましょう。

3. 疑問文を用いて強調

Highlighter and word success

「修辞疑問文」というものをご存知ですか?これは主にスピーチに使われるテクニックですが、修辞疑問文とは聴衆に質問を投げかけておいて、直後に自分で答えを言う話し方です。英語では rhetorical question と呼ばれ、重要な点を強調するテクニックとしても使われます。通常の話し方と修辞疑問文を用いた話し方の違いを見比べてみましょう。

A. 通常の話し方 (長い文 x 2)

Unfortunately, if you do not use English for a while, you will soon forget what you have learned. However it is possible to keep your English ability by reading, listening and speaking the language regularly and frequently.

残念ながら英語をしばらく使わないでいると、学んだことを忘れていってしまいます。しかし頻繁に、定期的に英語を読み、聴き、話すことで英語力を保つことは可能です。

B. 修辞疑問文を用いた話し方 (短い文 x 4)

What will happen if you do not use English for a while? Unfortunately, you will forget it. Then is it possible to keep your English ability? Yes, by reading, listening and speaking the language regularly and frequently.

英語をしばらく使わないでいるとどうなるのでしょう?残念ながら、忘れていってしまいます。では英語力を保つことは可能なのでしょうか?可能です。頻繁に、定期的に英語を読み、聴き、話せば。

Bの修辞疑問文を用いた強調の仕方には以下のメリットがあります。

修辞疑問文を用いることで得られるメリット

1. 聴衆は質問を投げかけられるので、話の内容にハッと注目する
2. 複数のシンプルな短文により構成されるので、長い一文よりも簡単な文法で話せて相手も理解しやすい

質問とそれに対する答えがセットになるので、組み合わせは無限にあります。以下に代表的なものを例として用意しました。音声を真似する時は、赤字の質問の前後に一息入れているところもしっかり真似してください。

It is true that many Japanese people struggle to improve their English. Why? Because there are few opportunities to be exposed to the language.

多くの日本の方が英語の上達に苦労するのは事実です。なぜか?それは英語に触れる機会が限られているからです。

The demand for practical English at the workplace has gone up significantly. What does this mean? This means that English is now considered as a communication tool instead of academics.

仕事の場における実践的な英語の需要は大きく上昇しました。これはなにを意味しているのでしょう?英語は現在、学問ではなく、コミュニケーションツールとして認識されているということです。

Some people think that the English ability of people in South East Asian countries is higher than that of Japanese people. Is this true? Yes, at least in terms of the ability to use English practically, South East Asian people are often far more advanced than Japanese people.

東南アジアの人々の英語力の方が日本人のそれに勝っていると考えられています。これは本当なのでしょうか?本当です、少なくとも実践的な英語力に関しては、東南アジア人の方がずっと進んでいる場合が多いです。

Some South East Asian countries create an environment where people feel the need to use English. How? For example, some countries make all traffic signs in English.

東南アジアの中には英語を使わなければいけないように人々に感じさせる環境整備をしている国があります。どうやって?たとえば、全ての道路標識を英語にしている国があります。

 

以上3つの強調の仕方を、できそうなものからさっそくご自分の英語に取り入れていきましょう。英語で「強調」を適切に使えるかどうかも実力を測る上で大事です。なにしろただ英語を話すだけではなく、相手を説得したり、ニュアンスを含めて自分の言い分を相手に理解してもらったりしなければならない。そんな状況に置かれる方は増えているはずです。

Emphasize! Why? Because it’s important.

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