日常英会話

グローバル社会で活躍できる力を育む、小学生の英語学習法とは?

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
463173029グローバル社会で活躍できる力を育む、小学生の英語学習法とは?

「小学生の子どもには、今からどんな英語教育をおこなっていけばいいのだろうか?」など、わが子の英語教育にお悩みではありませんか?

近年、ベルリッツの子ども向けレッスンのご相談に来る方から、このような質問を受けることが多くなってきています。

今の親の世代の多くは中学生から英語学習を開始しており、小学生からの英語学習について、何をどうしたらいいかわからないという方が多いのが現状です。

このような保護者の方々には、「小学生の英語学習で一番大切なことは、子どもの年齢と英語のレベルにあった学習法、つまり発育段階にあった学習を行うことが重要です。」とアドバイスをさせていただいています。

たとえば、英語をはじめたばかりの小学低学年の子どもに、This is a pen.の暗記、否定文、疑問文、、、といった文法中心の内容から指導していくと、小学生低学年の子どもはたちまち英語嫌いになってしまいます。

逆に、小学生高学年の子どもに、キャラクターのDVDを見せているだけでは、総合的な英語力を強化することができません。

そこで今回は、ベルリッツでキッズ英語事業を担当している筆者が、子どもの発育段階に合わせた英語学習法についてご紹介したいと思います。

 

小学1~2年生用 3つの英語学習法

幼児から、小学1~2年生までの子どもは、音声を積極的に吸収するのに適した年齢となります。この時期の学習としては、音声中心の学習で、英語への興味関心を育み、自然と英語を取り入れていくことがポイントとなります。

まずは、「英語って楽しい!」という感覚を持たせ、「聞く・話す」ことを中心とした学習を進めましょう。
ここでは3つの具体的方法をご紹介いたします。

(1)フラッシュカードを使った学習

フラッシュカードとはりんごなどの絵が書いてあり、裏には英語のスペルが書いてあるカードです。フラッシュカードは大きい本屋の英語コーナーやインターネットで購入できます。
フラッシュカードを使ってクイズのように、‘What is it ?’とお子様に聞いてみましょう。ポイントは、日本語に置き換えることなく、モノのイメージと英単語を頭の中でダイレクトに連想するようにしてあげることです。

親:What is it?(りんごのフラッシュカードを子どもに見せて)

子ども:Apple.

その上で、下記ベルリッツのレッスンの図のようにフルセンテンスで表現できるよう、‘It is an apple’と修正してあげた上で、再度お子様に発音してもらいます。
Apple=リンゴのように日本語で訳しながら覚えさせるのではなく、リンゴの絵=Appleと直接認識させることが重要です。

グローバル社会で活躍できる力を育む、小学生の英語学習法とは?

(2)DVDや動画 で英語に慣れ親しむ

日常生活の中で、英語に自然と触れられる環境を整えてあげることは、お子様の英語への抵抗感を低減し、関心を高めるのに有効です。

お子様が好きなキャラクターのDVD等を日常的に見せてあげることで、英語への音、リズムを体に染み込ませ、英語への興味関心を高めていきましょう。

こちらも本屋等で購入することができますし、You-tubeでも子ども英語用の動画が多数アップされておりますので子どもが興味を示すものがあれば、一緒に視聴してみるのもいいでしょう。

注意すべき点としては、日本語が混ざっている動画は、英語を英語のまま理解するうえで妨げになってしまいますので、日本語が登場しない英語のみの動画を選ぶようにしましょう。

(3)絵本の読み聞かせ

大人が子どもに日本語の絵本を読む感覚で、英語の絵本の読み聞かせを行います。

かわいいイラスト、楽しいストーリーの英語の絵本を通じて、英語への関心を高めると共に、読書の習慣づけにも効果があります。本を選ぶ際には、子どもが関心を持つ内容の本を選ぶ事と、とても簡単な絵本から始めることがポイントです。

たぶんこの記事を読まれた方の中には、「私は英語が苦手で、発音も良くないから、、、」と消極的になる方もいらっしゃるかと思います。

そのような姿勢で子どもに接すると、子どもは「英語って発音が良くなければ話してはいけないものなんだ」と理解してしまい、子ども自身も英語に消極的になってしまいます。

保護者の方は、「子どもと一緒に英語を楽しむ」という気持ちで接していただくことで、子どもは英語が好きになり、次第に得意となっていくことでしょう。

 

小学3~4年生向け4つの英語学習方法

この年代になってくると、子どもも単に楽しいだけでなく、知的に楽しいことを求めるようになってきますし、物事の抽象的な概念等を理解する力もついてきます。

そこで、この時期の学習法は、(聞く・話す・読む・書く)の4技能で英語を学び、知的好奇心を満たしてあげると共に、目標を与え、達成感が得られる機会も提供していきましょう。

(1)フォニックス

フォニックスとは、初めて出会う単語でも、自然と正しい発音で読めるようにさせる指導法で、英語圏の子どもが英語の正しい読み方を身につけるための方法として用いられています。

今まで音声を中心に学習してきた子どもも、フォニックスにより、音声と文字の規則的な関係を身に付け、自分自身で読む力を身につけられます。

また、読む力を高めることで、自然と書く力も高めていくことも可能です。

(2)音読

英語を頭の中で読む・練習するだけでなく、実際に口を動かして音読することで、「知的記憶」を「運動記憶に」変換でき、覚えた内容が忘れにくくなってきます。
また、繰り返し音読することで、口が英語に慣れ、実際に英語を話す際に、自然と口から英語が出てくるようになります。

音読のテキストを選ぶ際には、読んでみて難しすぎないレベルのCD付の多読本を使った音読から始めてみましょう。

(3)ライティングブック

アルファベット、単語、文章を書く練習することで、より記憶に定着させることができます。
単語をそのまま写すだけでなく、まずは、音をしっかり聞いた上で、声に出しながら書くことで、より記憶に定着させることが可能です。

(4)児童英検、英検等の資格試験に挑戦

この頃から児童英検、英検等の資格試験に挑戦してみましょう。

最初は簡単な試験から始めるようにし、「できた!」という達成感を持ちながら、少しずつ難しいレベルに挑戦させていくことがポイントです。

ただし、1点注意していただきたいのは、英語学習の最終目的を資格試験の合格にしない事です。

最終目的が資格試験の合格となってしまうと、「学問としての英語」を身につけることになってしまい、本来の他者とコミュニケーションを図るツールとしての「ことばとしての英語」が身につきにくくなってしまう可能性があります。

あくまでも英語学習の成果を測るものさしとして活用していきましょう。

 

小学5~6年生向け3つの英語学習方法
(特に英語が得意な方)

英語が得意な子どもの場合、この頃から、英語を学ぶだけでなく、実際に英語をツールとして使ってみる機会を増やしていくことをおすすめします。

教室の授業だけでは、「学問としての英語」としか感じることができませんが、英語を使って実際のコミュニケーションを取る機会を経験することで、「ことばとしての英語」として認識できるようになり、実践的な英語力を強化することが可能となります。

(1)多読

多読とは、英語を学ぶ感覚ではなく、英語で多くの物語等を読み、英語のストーリーを英語のままで楽しめる習慣を身につける読書法です。

多読のポイントは、自分の興味がある、非常に簡単な本を選ぶことにあります。

1ページにわからない単語が1~3語ある程度のレベルが適したレベルとなります。辞書を引かずに、前後の文脈や挿絵から推測しながら読んでみましょう。

途中でわからなくなったり、つまらなくなったら、無理して読まず、もう少しレベルのやさしい本や、興味が持てる本に替えてみましょう。

(2)英語日記

英語で日常生活を表現してみることで、英語を書くことに慣れさせ、また、毎日書くことで、単語力や表現力も向上させることができます。

最初のうちは、自分ですべて英訳することは難しいので、まずは、習った英文、多読で読んだ英文を真似て文章を作成することから始めてみましょう。

また、外国人の英語のレッスンを受けている方は、それらの文を定期的にチェックしてもらうことで、正確な表現を身につけることができます。

(3)英語キャンプ

夏、冬に国内で参加している英語キャンプに参加してみましょう。

日本では日常生活の中で英語を使う機会はほとんどないため、どうしても「学問としての英語」になってしまいがちです。

しかし、英語キャンプに定期的に参加する機会を設け、英語を使った実際のコミュニケーションを体験することで、実践的な英語力を身につけることができます。

また、英語への興味・関心を更に高めることにも効果的です。

お子様の年齢や学習レベル、興味に応じてアレンジすることがポイント

子どもの発育段階に応じた学習方法の一例をご紹介しましたが、学習方法はこのほかにもいろいろあります。

ポイントは、お子様の年齢や学習レベル、興味に応じてアレンジしていただくことです。是非上記を参考に、お子さまに最適の学習法を見つけてあげてください。

子どもが大人になる10~20年後は今よりもっと進んだクローバル社会となっています。

そのグローバル社会でしっかり活躍できる英語力を小学生の頃からしっかり身につけさせ、自信を持ってお子様を送り出してあげましょう。

Berlitz Japan Kids & Teens事業部長 

下又 健

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

英語学習法をメールで無料購読
無料EBook:旅行英会話と日常英会話を、聴いて話してマスターするトレーニング教材つき

ベルリッツの教師が本無料EBookや、お手持ちの英語教材を使った学習法を、全15回にわたりメールで伝授します。ぜひお気軽にご登録ください。

今までたくさん英語学習をしてきたのに、いつまでも上達しない

  • ・英語が話せるようにならない
  • ・上手く聞き取れない
  • ・カタコト英語になってしまう

こんなことでお困りではありませんか? 英語の学習で一番大切なことは、英語を英語のまま聞き取り、英語として発音できるようになることです。

pic_cta

この無料EBookは、実際に旅行をしたり、日常生活をしたりする際に困らないよう、 全25シチュエーションを音声つきでトレーニングできる内容です。

繰り返し練習することで、必ず英語を使いこなせるようになります。 本当に使える英語力を養って、ぜひグローバル社会で活躍してください。


無料メルマガの購読はこちら

SNSでもご購読できます。

コメントを残す

*

19 − 17 =