どうして トリックオアトリート” って言うの?

TPing

ハロウィーンの日にご近所や学校でトリックオアトリートに繰り出す子供たちも多いはず。でもそもそもどういうお祭りなの?って疑問に思ったことはありませんか?

今回は2015年にオープンしたばかりのベルリッツ上大岡校の教師 Chris が、トリックオアトリートの起源と、アメリカのティーネイジャーとしてのハロウィーンの思い出を語ってもらいました。これを読んでハロウィーンの本当の風習を知れば、より一層魅力的な日になるはずです。英語と日本語の2言語でお教えするので、英語読解の練習にも役立ててくださいね。また、英語部分は Chris に読み上げてもらった音声を収録しているので、英語聞き取り練習にもご利用ください。

ハロウィーンの思い出

ハロウィーンの楽しい思い出はたくさんあります。ヴァージニア州のクリステンバーグで育った私は、毎年スパイダーマンやドラキュラなどの可笑しな仮装をしていました。よくコスチュームの一部をなくしてしまって怒られて落ち込んだものです。でも、いつも私がすぐに機嫌が直ったのは、ハロウィーンの最後には大きなキャンディバックを持って帰れたからだったのだと思います。ご近所さんのドアベルを鳴らして赤の他人に「トリックオアトリート!」と叫ぶのを今か今かと待っている時の気持ちって、他にはないです。

さて、この時期、多くの生徒によく聞かれる質問があります。
「どうしてトリックオアトリートと言うの?」
「それはどういう意味なの?」

Halloween Memories

I have a lot of fond memories of Halloween, growing up in Christiansburg, VA, every year I was dressed as Spider-man or Dracula or some other ridiculous thing. I remember that I always managed to lose part of my costume and get very angry.  But, what always cheered me up was that I also always managed to come home with a giant bag of candy! There’s no feeling quite like waiting for a stranger to open his or her door so you can scream the words “Trick or treat!” But many of my students ask me, “Why do you say trick-or –treat? What does it actually mean?

トリックオアトリートのはじまり

ハロウィーンのはじまりは、中世まで遡ります。その頃は今のような遊びの要素はなく、貧しい人々へ食べ物を恵み、恵まれたものがお返しに死者に祈りをささげる「ソウリング」と言われるこの風習がハロウィーンのはじまりと言われています。

また、現在のお菓子を貰う行為は、昔のスコットランドの「ガイジング」という風習が由来していると言われています。これは仮装をし、歌を歌い、またカードを使いマジックを披露したり、物語をお話ししたりすることで、その代わりにお菓子をもらうというものでした。

その後19世紀に入り、スコットランドやアイルランドの文化がアメリカにも入ってきました。そして1930年代になり、子供たちのお菓子をもらいたいという気持ちと、人々にいたずらをしたいという遊び心の中で、一気に現在のハロウィーンという風習がアメリカで広まっていったのです。

Origins of “trick-or-treating”

Putting on costumes and asking for treats from your neighbors’ dates back to the Middle Ages, but back then it wasn’t a game. In those days, they used to go souling, which means poor people would make the rounds begging for food. In return, they offered prayers for the dead. Modern trick or treating is a custom borrowed from an old Scottish custom called guising. This involves dressing in costume and singing a rhyme, doing a card trick, or telling a story in exchange for a sweet. The Scottish and Irish brought the custom to America in the 19th century, but it wasn’t until the 1930s that it became quite popular in America, with children demanding a sweet or they would play a trick on the person.
Origins of trick or treating

どうやっていたずらをするの?

現在、このハロウィーンに参加したくなかったり、ハロウィーン自体を嫌ったりする人は私の周りにもいます。しかし、若者たちはそんなことはお構いなしです。若者たちはハロウィーンの日に、家の電気をつけていなかったり、ノックをしても応答がなかったりする家を見つけると、その家にいたずらをします。

もちろんこれは、礼儀正しい事とは言えませんし、決して許せるものではありません。
でもいつの時代も若者が若くあることに変わりはありません。

いくつかあるいたずらの中で、特に一般的なものは「エッギング」(卵を家に投げつける)や「ティーピーイング」(木や茂み全体にトイレットベーパーを投げる)と呼ばれるものです。でも、若かりし頃の私のお気に入りは「フレーミングプー!」これは、犬の「ふん」を紙袋に入れて誰かの玄関の前に置きます。そしてその紙袋に火をつけドアベルを鳴らします。その家の人が出てきて火を見た時、彼らはとっさにその火を消そうと袋ごと踏みつけるのです。そのあとの靴のにおいを想像できるでしょ!?今考えるとヒドイの一言です。

これであなたもなぜアメリカ人が「トリックオアトリート」というのか分かったのではないでしょうか。是非次のハロウィーンはベルリッツ上大岡校へお越しください。私たちは子供たちにお菓子をあげるのを楽しみにしています。でも、もしベルリッツが閉まっていてもいたずらはしないでね!

How we put the “trick” in “trick-or-treat”

Now, there were always people in my neighborhood that didn’t like Halloween and didn’t want to participate, but as a young teen you simply cannot accept that. When people did not turn their lights on, or answer the door, then we played a trick on them. Of course, this is not nice behavior and I in no way condone it, but teenagers will be teenagers.Some of the most common tricks are “egging” (throwing eggs at their house), and “TPing”, (throwing toilet paper over all their trees and bushes). My personal favorite though, was the “flaming poo”! This involved putting dog ‘poo’ in a paper bag and placing it on the person’s front porch. Then, we would light it on fire and ring the doorbell. When the person saw the fire, their natural reaction was to stomp on it. You can imagine how their shoe smelt after that! That’s some hideous trick, now that I think about it.

So, now you know more about why people in America say “trick-or-treat”. Come by Berlitz Kamiooka Language Center next Halloween, and we will be happy to give the kids a treat. No tricks please!

 

いかがでしたか?次回のハロウィーンを起源や本場の風習を理解した上で迎えればきっと楽しさ倍増ですよ。

ハロウィーンの話題の英会話

Chris and William at Kamiooka Language Center

Chris and William at Kamiooka Language Center

 

最後にベルリッツ上大岡校の、ハロウィーンが盛んなアメリカ出身の教師と、ハロウィーンの風習があまりないオーストラリア出身の教師の間のハロウィーンに関する会話の音声を聴いてみてください。話す言語は同じでも、文化はまったく違うんですね。

William: Look at all these pumpkins! They put pumpkins on everything this time of year.Chris: Of course, it’s Halloween time my friend. It really takes me back. Did you ever celebrate Halloween in Australia?William: Not really, it’s not a big deal in Melbourne.Chris: Man, I used to get dressed up every year in some ridiculous costume. Wearing fake “Dracula” fangs and fingernails … which I always lost! But, I got loads of candy.William: By the way, I always wondered, where does trick-or-treating come from?

Chris: I think it was an old Celtic tradition, at the end of the harvest, they thought the souls of the dead would come back, so kids used to go around begging for treats in exchange for praying for them. Then all the Scotch Irish immigrants brought the tradition to North America.

William: I get the “treats” bit, but what about the “tricks”?

Chris: That part we Americans added! Now, if somebody doesn’t open the door or doesn’t give candy, then you can play a trick on them.

William: Like what?

Chris: Well, you can “egg” their houses, or “TP” their yard…or have I ever told you about the “flaming poo”?

 

William: カボチャがこんなに!この時期はなんでもかんでもカボチャがついてくるな。

Chris: そりゃそうさ、ハロウィーンだもの。昔を思い出すよ。オーストラリアではハロウィーンは祝っていたの?

William: いや、メルボルンではハロウィーンはたいして盛り上がらないよ。

Chris: いやー毎年おかしな衣装で仮装したもんだよ。ドラキュラの牙や爪をつけたり・・・いっつも無くしたけどさ!でもお菓子をごっそりもらってた。

William: ところでずっと前から気になってたんだけど、トリックオアトリートの起源って何なの?

Chris: たしかケルト文化から来たんだよ。収穫の時期の最後に死者が帰ってくると思われてたから、子供たちがお祈りを捧げる代わりにお菓子をおくれよ!って近所をまわってたんだってさ。その後スコットランド人とアイルランド人がアメリカにその文化を持ち込んだんだ。

William: 「トリート」 – お菓子の部分はわかるけど、「トリック」 – いたずらはどこから来たの?

Chris: それは我らアメリカ人が勝手に足したのさ!ドアを開けない家やお菓子をくれない家にはいたずらをしていいってことになってたんだ。

William: たとえばどんないたずら?

Chris: そうだな、家に卵を投げつけたり、トイレットペーパーで庭を荒らしたり・・・そうだ、フレーミングプーの話はしたっけ?

この記事を書いた人

ベルリッツ上大岡ランゲージセンターの教師とカウンセラー陣

Kamiooka

上大岡ランゲージセンターは2015年にゆめおおおかオフィスタワー18階にオープンした上大岡駅直結のベルリッツ。英会話にコミュニケーション、大人の方もお子さまも、どのようなご要望にも、お客様一人一人のお話をしっかりと伺い、最適な語学力向上のためのコースをご提案させていただきます。

教師・カウンセラー共々、お客様の良き理解者であるためにコミュニケーションが絶えない学習環境を目指しています。是非一度お越しください!

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