ビジネス英語

野球から生まれた英熟語・イディオム10

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“Hit a home run”という表現をご存知でしょうか?

直訳すると、「ホームランを打つ」です。もちろん、野球について話す時に使われる表現ですが、それだけではありません。「成功する」という意味でも使われるのです。

アメリカでは国民的スポーツとして愛されている野球ですが、実は、英語にはこのように野球用語を起源とした熟語(イディオム)が数多くあります。

この記事では、日常的な会話の中でも使われる野球から生まれた熟語をご紹介します。ビジネス英語としても使えるように、例文はビジネスのシーンが中心です。音声つきですので、ぜひ声に出して練習してみてください。

1.Hit a home run

冒頭でご紹介したように「ホームランを打つ」から転じて「成功する」という意味で使われます。野球でホームランを打つことは大活躍なので、それをイメージすると覚えやすいですね。

【例文】
He really hit a home run winning that big contract!
(彼が大きな契約をとったらしいね!大成功だ!)

【音声】

2.A ball park figure

直訳すると「野球場の数字」ですが、「おおよその数字」「概算」として使われる表現です。広い野球場から、ボールが外に出てしまうことは稀であるということに由来しています。

【例文】
In order to get approval from our boss, we’re going to need an estimate, even if it’s just a ballpark figure.
(上司から承認を得るためには、例え概算であっても、見積もりが必要だろう。)

【音声】

3.Strike out

野球では3回ストライクをとられると「アウト」になります。そこから生まれた表現が”Strike out”で、これは「大失敗だ」「もうおしまいだ」という意味で使われる熟語になります。

【例文】
I heard that he finally struck out with our boss. He was late for an important presentation to the executive committee.
(役員会議での重要なプレゼンに遅刻したことで、彼はもうおしまいだという話を聞いた。)

【音声】

4. Strike two

3回ストライクをとられると「アウト」になるため、2回目のストライクでは「追い込まれている」ということになります。そこから、”Strike two”を「あとがない」「追い込まれている」という意味で使うことがあります。

【例文】
This is strike two. Please make sure this doesn’t happen again.
(これで君はもうあとがないよ。同じことを二度としないでくれ。)

【音声】

5.Throw a curve ball

そのまま訳すと「カーブボールを投げる」になります。「カーブボール」とは、ピッチャーが投げる変化球のこと。野球では相手の意表をつくためにカーブボールを投げる場合があることから、「予期していなかったこと」「意外な展開」を表す慣用句として使われます。

【例文】
The competitor has really thrown a curve ball to the market by releasing such an unusual product.
(その競合は奇抜な商品をリリースした。意外な展開だ。)

【音声】

6.Touch base

「ベースに触る」というこの熟語ですが、日常の会話で使われる場合は「(最新情報をシェアするために)連絡をとる」という意味になります。

【例文】
Before leaving for your business trip tonight, make sure you touch base with your team.
(今夜出張に出発する前に、チームに進捗を共有しておいてね。)

【音声】

7.Play hardball

野球には柔らかいボール(軟球)を使う「軟式野球」と、硬いボール(硬球)を使う「硬式野球」があることをご存知でしょうか。メジャーリーグなどのプロ野球は「硬式野球」であることから、「強気で渡り合う」「強固手段をとる」というという意味で、ビジネスの現場でも使われる表現です。

【例文】
He always plays hardball in negotiations.
(彼はいつも交渉で強気で渡り合っている。)

【音声】

8.Step up to the plate

野球では「(バッターが)打席に入る」時に、”Step up to the plate”を使います。そこから転じて、「進んで物事に取り組む」という意味で使われます。

【例文】
Nobody wanted to take on the task, but Bob stepped up to the plate and did an excellent job.
(誰もその仕事をしたくなかったが、ボブは進んで完璧に行った。)

【音声】

9. Out of left field

“Left field”は野球の外野のポジション名で、「レフト」と呼ばれます。レフトのちょうど反対側のポジションは”Right field”、つまり「ライト」になります。

これは少し細かい野球の話になりますが、一般的にレフトから一塁は遠いため、レフトに飛んだ打球を一塁に投げる事はほとんどありません。

“Out of left field”は直訳すると「レフトからの投球」になります。そこから転じて、「(驚くべき)稀なこと・意外なこと」という意味で使われることがあります。

【例文】
The CEO’s resignation came completely out of left field.
(CEOの辞職は驚きのニュースだった。)

【音声】

10.Right off the bat

“Right off the bat”は直訳で「バットから(ボールが)離れた瞬間」です。これは「すぐに」「直ちに」という意味で使われる表現です。

【例文】
Right off the bat, Ken took the initiative, met all the managers one to one, and made sure everyone was on board with the decision.
(ケンは、その決定に同意していることを確認するため、すぐにマネージャーたち一人ずつに会いに行った。)

【音声】

 

***
いかがでしたか?例え野球についての会話でなくても、広く使える表現ばかりです。実際の会話で使えると、1歩ネイティブスピーカーに近づけますね。音声を繰り返し聴いて練習してみてください!

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